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What's new 2015.8~12

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What's new 2015.8~12




加工肉に大腸がんリスク、WHO専門機関が報告 15.10.27

(パリ/シカゴ 2015.10.26 ロイター)

世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)は26日、ホットドッグ、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉が大腸がんのリスクを高めるほか、赤身肉も同様のリスクがあるとのリポートを発表した。

赤身肉の消費と膵臓および前立腺がんには因果関係があるとも指摘した。

IARCは、加工肉は「人体にとって発がん性をもつ」とし、たばこやアスベスト同様、がんとの因果関係を示す「十分な根拠が」認められる「グループ1」に分類した。

リポートによると、毎日摂取する場合、50グラムの加工肉(ホットドッグ1本、ベーコンスライス2枚に相当)を食べるごとに、大腸がんの発症リスクが18%上昇する。

赤身肉は「恐らく発がん性がある」とされる「グループ2A」に分類。具体的には、牛肉、ラム肉、豚肉など哺乳類の肉には発がん性を示す「限定的な根拠」がみられると指摘した。ほかには除草剤成分の1つであるグリホサートなどが同じグループに分類されている。

ただ、IARCは同じグループに分類された物質ごとの発がんリスクの高さを比較していないため、肉を食べることが喫煙と同様に危険だと指摘されたわけではない。

リポートは、22人の専門家が今月、800の研究結果を分析したもの。

IARCのカート・ストレイフ博士は声明で「個人においては加工肉の消費による発がんリスクは依然低い。しかし、肉の消費量に比例してリスクは上昇する」と述べた。
→関連記事は、トピックスにもあります。




子宮頸がんワクチン被害者会 / 山梨支部発足 15.10.18

( 2015.10.18 NHK山梨 )

子宮頸がんワクチンを接種したあと、原因不明の痛みなどを訴える患者と家族が、18日、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」の山梨支部を設立し、今後、全国組織と連携して、原因究明や被害の救済などを求めていくことになりました。

甲府市の会場では、はじめに、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」の池田利恵事務局長が講演し、連絡会にはおよそ450人が症状が出たとして登録し、一部は学校にも通えず、厳しい状況に陥っていると説明しました。
続いて、山梨支部の設立式が行われ、5年前にワクチンを接種し、去年から一時歩けなくなり、今も歩行困難などの症状がある身延町の高校2年生、望月瑠菜さんと、山梨支部の支部長を務めることになった母親の千鶴さんが出席しました。
このなかで、千鶴さんは「夢を諦めなければならなくなった子どもに対して、誰が責任をとってくれるのか。安心して暮らせる補償を行政にお願いしたい」と述べました。
また、瑠菜さんも「ワクチンを打たなければ友達と楽しい時間を過ごしていたと思うと本当につらい。
この体を元に戻してほしい」と涙を流して訴えました。
山梨支部には、望月さんのほかに10代と20代の女性も登録していて、全国の被害者連絡会と連携して、原因究明や被害の救済などを求めていくということです。
「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」への問い合わせは、電話番号042・594・1337です。

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